溝ノ口洞穴

 霧島山系の湧き水が侵食し、数千年の長い年月をかけて作られたといわれる洞穴は、横13.8m、高さ8.6mあり全長224mまで探検隊の調査により確認されています。

内部の一番広い部分は幅が約40mで,天井部はアーチ型になっています。

 洞穴は,約25,000年前に姶良カルデラから噴出した大隅降下軽石層と,シラス(入戸火砕流堆積物)の溶結した溶結凝灰岩の中に形成されており,雨水がシラスや軽石を外に運び去って,徐々に空洞が拡大されてできたものです。
 また,洞穴内には縄文時代人の生活跡もあり,当時の生活を知る上でも重要です。

昭和30年に県の天然記念物に指定されました。最近は、パワースポットとして注目を集めています。

毎年4月8日のお釈迦様の誕生日に近い日曜日に「溝ノ口岩穴祭り」が開催されています。

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所在地

曽於市財部町大塚原


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